脂漏性皮膚炎 アトピー ニキビ

【脂漏性皮膚炎・ニキビ・アトピー】私の処方薬を紹介

2020年2月13日

こんにちは、Hadamiです!

今日は脂漏性皮膚炎、ニキビ、アトピーを20年間治療している私の処方薬を紹介します。

 

メモ

※私は医者ではないので、これらの薬に関して、専門的な知識は一切ありません。

しかし、20年に渡って根気強く治療を続けてきましたので、その経験をこのブログで書いていこうと思っています。ぜひ参考にしてみてください!

 

Contents

脂漏性皮膚炎・ニキビ・アトピーの処方薬~顔の薬

 

プロトピック軟膏

プロトピック軟膏は、アトピー性皮膚炎に用いる薬です。体の過剰な免疫反応や炎症を抑える効果があります。

要は、アレルギーのお薬なのですが、顔の脂漏性皮膚炎に処方されるケースもあるようです。(脂漏性皮膚炎の人は、アレルギー体質の人が多いとも聞きます)

皮膚病には明確な境界はないのかもしれませんね。

プロトピック軟膏はステロイドではないですが、ステロイドでいうミディアムクラス~ストロングクラスの強い消炎作用があります。

また、プロトピック軟膏の有効成分の粒は比較的大きいため、角質層の乱れたアトピー性皮膚炎肌には効果がありますが、健康な皮膚内部には入り込むことができず、ほとんど吸収されないという特徴があります。

つまり、「効くべきところにはしっかり効いて、薬が不要な健康な部位には吸収されない」ということです。すごい優れものです。

ただし、プロトピック軟膏はアトピーの炎症は抑えるものの、免疫反応を抑えるためニキビができやすくなるというデメリットもあります。

私はニキビが出やすいので、プロトピック軟膏は週3回まで、と先生に言われています。

 

パルデスクリーム

顔のひどい湿疹用には、ステロイドのパルデスクリームを処方されています。強さはMedium(中くらい)です。

最近はほぼ出番がないのですが、先生から「お守り代わり」と言われて、2ヶ月に1本だけもらっています。

さらっとしたクリームで塗りやすいですが、効き目は穏やかです。

ちょっとプロトピックで対応できない湿疹が出た、でもそれほど酷い症状ではない、という時がパルデスクリームの出番という感じです。

 

デュアック配合ゲル

最近新しく処方されるようになったニキビの薬が、デュアック配合ゲルです。

こちらは、2015年に承認されたばかりの新薬です。

私は肌が極度に弱いので、ショートコンタクト(塗って15分で洗い流す)で使うように先生から指示されています。

保管は必ず冷蔵庫でする必要がありますが、効き目は抜群で、過去20年間でニキビに処方された薬の中で一番効き目を実感しています。

 

メモ

今までもらったニキビの薬たち:

アクアチムクリーム、ディフェリンゲル、ダラシンTゲル、ゲンタシン軟膏など

 

このデュアック配合ゲルは、約30%の人に皮むけなどの副作用があるそうですが、私は大丈夫でした!

ポツポツと小さい白ニキビができた時に、膜を割ってから(膿を出してから)このデュアック配合ゲルを塗ると、本当に一晩でニキビが消失します。

赤ニキビ、黒ニキビにも効果バツグンのようなので、ニキビに悩んでいる方にぜひ使って頂きたいです。

 

ビーソフテンローション

このビーソフテンローションは、皮膚科処方の保湿剤(有名なヒルドイドローションのジェネリック)です。

皮膚には保湿が一番!ということで、このビーソフテンローションが私の肌ケアの基礎になっています。

このビーソフテンローションは、今まで試したどんな高価な化粧水よりも保湿力があります。さすが皮膚科の保湿剤!

市販品としては、少し前話題になったマツキヨのヒルメナイドローションも、同じくヘパリン類似物質含有のローションです。

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病院に行くのが面倒、保湿剤を処方されるほどの症状ではない、という人はこちらから試してみてもいいかもしれません!

 

脂漏性皮膚炎・ニキビ・アトピーの処方薬~頭皮の薬

アンテベートローション

頭の脂漏性皮膚炎には、アンテベートローションを処方されています。

このアンテベートローションは乳白色で刺激のないステロイド薬です。強さはVery Strong(すごく強い)です。

頭皮の湿疹については、なかなか劇的な改善が見られない私ですが(お酒を飲んだり、汗をかくとどうしようもなく痒くなる)、

それでもこのアンテベートローションのおかげで、なんとか状態が安定しているという感じです。

この薬に合わせて頭皮の保湿液を併用する、というのが今のところのベストチョイスです。

 

おすすめの頭皮保湿剤

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脂漏性皮膚炎・ニキビ・アトピーの処方薬~体の薬

アンテベート軟膏

冬は乾燥のせいなのかなんなのか、体がカサついたり、湿疹が出たりしやすいのですが、そんな時にはアンテベート軟膏をもらいます。

こちらはステロイド剤で、強さはvery strong(とても強い)クラスです。

湿疹が出た場所に短期間だけ使用して、ザラザラが取れたらすぐ使うのを止めるように、先生からも言われています。

出番は少ないですが、二の腕や背中に湿疹が出てなかなか治らない時には、この薬が重宝します。

 

脂漏性皮膚炎・ニキビ・アトピーの処方薬~飲み薬

エピナスチン錠

エピナスチンはアレルギー症状全般に使われる飲み薬です。

私の肌荒れの大きな要因の一つは「アレルギー体質」なので、この薬は欠かせません。

外側からの塗り薬ももちろん大切ですが、内側からの飲み薬もめちゃめちゃ重要です。

うっかり飲み忘れると、やはりなんとなく肌の調子が落ち込みやすい(プツっと痒い湿疹が出やすい)気がします。

アレルギーの薬なので、年間通して悩んでいる鼻炎にも効果があり、一石二鳥です。

 

【番外編】低容量ピル

 

最後はちょっと番外編ですが、低容量ピルも私の肌荒れ対策の肝です。

通常は生理痛、生理不順などに処方されるホルモンバランスを整える薬ですが、私はニキビ・肌荒れ予防のためにかれこれ10年近くピルを飲んでいます。

ピルを飲み始めてから、本当に肌荒れ(特にニキビ)の頻度が減ったので、これは本当におすすめです!

ただし、ピルには血栓のリスクがあるため、半年に1度の検診と血液検査が必要です。

また、日本でピルを処方してもらうには1ヶ月2,200~3,500円ほど(病院によって異なる)かかるのもちょっと難点ですね。

まあ、美しい健康な肌のためと思えば、なんでもないのですが…

 

ちなみに、上に貼った写真は、私が去年まで住んでいたオーストラリアで処方してもらったピルで、お値段はなんと4か月分で7ドル(約500円)!

1ヶ月分125円…日本の20分の1以下です。

 

脂漏性皮膚炎・ニキビ・アトピー~悩むくらいなら、今すぐ病院へ!

今回は長年皮膚病に悩む私の処方薬を紹介しました。

症状は似ているけれど、こんな薬もらったことないぞ!という方は、ぜひ上記のお薬を試してみてください。

病院で先生に「○○という薬を試してみたい」と正直に伝えるか、もしくは新しい病院に行って「前の病院では○○を使っていた」と申告すれば、問題なく処方してもらえるはずです(´-ω-`)悪知恵

使ってみて肌に合わなければ、また元の薬に戻せばいいわけですから。

この記事が、あなたの参考になれば大変うれしいです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

  • この記事を書いた人

Hadami

脂漏性皮膚炎、ニキビ、アトピー性皮膚炎歴20年。好きなものは、海とひつじと水タバコ。目下最大の悩みは頬の毛穴。寝ても覚めても美肌を夢みる毎日を綴ります。

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