コロナ予防にはカレーが効く!
という都市伝説的な話を小耳に挟み、
そんなバカな!と鼻で笑いながらも朝カレーをむさぼるHadamiです。
しかしこれが、朝からじわっと汗をかいて活力がみなぎってくるというか…とりあえずなかなか良き。さすがイチロー先生。
心なしか、免疫力も上がったような気がする(多分気のせい)。
朝カレーで元気になったところで、今日は「仕事のストレス」と「肌」について、考えてみようと思います。
Contents
肌に最も良くないもの、それは「過度のストレス」だと思う
「適度なストレス」は、人が生きていく上で必須のものだという話をどこかで聞いたことがあります。
理由はよく覚えてないけれど、ストレスが全くないと、人は生きられないというか、生きる意味を見出せなくて自滅するとか、そんな話だったような気がする。
その一方で、「過度のストレス」は万病の元で、人の体も心も蝕み、重篤化すれば、容赦なく人の命も奪う。
場合によっては、コロナよりもっと身近で、怖い存在かもしれない。
そんなストレス中でも、多くの日本人にとっての「キングオブストレス」といえば、仕事のストレスだと思うのね。
準社会不適合者と仕事の辛すぎる歴史
18歳で初めてアルバイトを経験してから、はや10年以上。
今までざっと15〜20の仕事を経験してきたけど、楽な仕事はなにひとつなかった。
はじめて働いた焼き鳥居酒屋では、テーブル番号すら覚えられず、ホールという仕事の能力が壊滅的にないことを思い知った。
次に働いたドラッグストアでは、支払いにまごつく高齢者を前に、自分が世界一短気なことに気がついた。
新卒で就職した会社では「生意気だ」と派遣のお姉様方に目をつけられ、靴を切られた。
転職した携帯会社では、「お客様だから」という理由だけで、信じられないほど横柄に振舞う人の多さに萎え、BtoCの接客業には二度とつかないと心に決めた。
そして現在は、都内の小さなIT系ベンチャーに勤めてるわけなんですが、まあやっぱり仕事は大変です。
今まで経験した仕事の中で最も忙しいのもそうなんですが、性格的に一番辛いのは、顧客対応。
予算はケチるくせに、数万円の仕事に数十万円分のリターンを求めるお客さん。
散々確認を取って進めた企画どおりに制作、納品したら、「企画どおりで面白みや発展性がない。やり直してほしい」と訳の分からない要求をするお客さん。
まるで自分が王様であるかのように高圧的に振る舞い、要求が通らないとなると暴言に近い攻撃的な言葉をかけてくるお客さん。
こんなクライアント様も、多くはないけれど確実に存在する。
そしてそんな難局に直面する度に、私の繊細すぎる肌はこれでもかというくらい、荒れる。
イメージ図
顔が長いのも、唇が乾燥してるのも、きっとストレスのせい。間違いない。
したがって私は、お肌に最も悪いのは、油気の多い料理でも、酒・タバコでも、悪い生活習慣でもなく、ストレスであると確信しているのです。
仕事のストレスから逃れる方法~「100日後に死ぬ〇〇」を脳内連載するより「白旗を上げろ」
こうして、仕事のストレスと闘うことで、毎日少しずつ死んでいってるわけだけど、
私は謎に真面目というか律儀なところがあって、仕事をギブアップするってことが今まで出来なかったんだよね。
なんていうか昔から、どうしても人に助けを求められなくて。
理由は簡単。
プライドとか1ミリもないですぅ(´-ω-`)みたいなまぬけ面しつつ、
本当は無能だと思われることを心底恐れているから。
仕事においては、どんなことがあっても自分の職務を投げ出すことはだめだと思ってた。
それがしんどくて、人がやりたくないものならなおさら。だって、私が投げ出したら、他の誰かがそれをやらされることになるから…
これで能力さえ高ければ、リゲインもびっくりの素晴らしいジャパニーズビジネスマンになれたかも。
黄色と黒は勇気のしるし!!
そんなわけで、「この仕事降りたいです」「能力の限界です」という一言が言えず、
夜な夜な家でモヤモヤした気持ちを紙に書き殴ったり、
名前を書いて紙がビリビリになるほどぐちゃぐちゃに塗りつぶしたり(さながらリアルデスノート)、
挙げ句の果てには、『100日後に死ぬ〇〇』っていう脳内連載をはじめたりしてたわけですよ。
というのも、どこかのサイトで「傲慢この上ないヨーロッパ貴族に仕える召使いたちの間で、古くから受け継がれきたストレス解消法」的なものが紹介されてまして。
具体的には、「ご主人様は3か月後に亡くなるが、そのことを知っているのは自分だけ。この残されたわずかな時間で、ご主人様に何をしてあげられるかを自分自身に問う。」という方法なんだって。
その話を読んだ私は「まんま100ワニだ!」と思って、伝統の技をちょっとアレンジしたわけです。
こんなご時世に不謹慎だって?
いやいや綺麗ごとじゃなにひとつ問題は片付かないから。
しかしまあ、こんな試みもむなしく、
「本当にもう限界、このクライアントと関わるくらいなら仕事を辞めたい」ってレベルまでストレスが蓄積され、
先日ボスに相談しました。
「もう無理です」
って。白旗上げました。無条件降伏。ポツダム宣言受諾。
その結果どうなったのか?
あっさり担当を変えてもらうことになり、30秒で問題が解決しました。
こんなにも簡単に済むなら、もっとはやく言えばよかった。嬉しい反面、正直拍子抜けしました。
すべての人に逃げる勇気をもってほしい
こうして、目下最大のストレスから解放された私はいま、心穏やかに毎日を過ごせています。
心が安定していると、肌荒れの頻度が減るのを実感できます( ˘ω˘ )
おかげで最近では、肌荒れしちゃうのはうっかり3日間お風呂に入らなかった時くらいかな?(きたねえ)
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肌を健康に保つためだけじゃなく、心を健康に保つためにも、このブログの読者さんには「逃げる勇気」をもってほしいと思う。
サラリーマンの仕事のパフォーマンスなんて、はじめからそんなに期待されていないし、
血を吐くような思いで我慢をしたり、24時間戦ったりしたところで、給料が増えるわけでもない。(時代は変わりました)
クビにならない程度に、のらりくらりと、自分の心を大切に生きることが、日本のストレス社会を生き抜くコツだと改めて実感しました。
それに、「すげー忙しい」「めっちゃ頑張ってる」みたい雰囲気出して、実はかなりサボってるみたいな人も多いからね。
リモートワーク中の今は特にそうだと思う。
働きアリの世界も、
・よく働く精鋭アリが「2割」
・時々サボりながら働く普通のアリが「6割」
・常にサボってるダメなアリが「2割」
で構成されているらしい。
さらに面白いのが、精鋭アリをすべて巣から取り除くと、残された8割のうちの2割が精鋭アリとしてよく働くようになるらしい。
これまた逆も然りで、ダメなアリをすべて巣から取り除くと、精鋭アリと普通アリの中からダメなアリが現れて、結局2:6:2の割合は保たれるんだってさ。
つまり、集団には時々サボるやつも、常にサボってるダメなやつさえも、構成員としては必須の存在なのよ。
これはパレードの法則の亜種で「働きアリの法則」って呼ばれてるみたいだけど、私たち人間が属する会社も同じことが起きてるはず。
そう思ったら、1つや2つ重い仕事を投げ出すくらい、許されるような気がしませんか?
だって、日頃からほとんど仕事してないやつが2割もいるんだからさ。
あなたがちょっとサボっても、なんとかなるように世の中はできてるから、だるい仕事は気軽に、ポップにギブアップしようぜ。
普段一生懸命働いてるタイプの人ならなおさら、この機に肩の荷をおろしてみて。
難しい仕事にかじりついて周囲に根性見せることより、あなたが毎日笑顔で、ハッピーでいられることのほうが100万倍大切だから。
人生は山あり谷あり。大変なことも多いけど、適当に楽しく進んで行こ?
忘れかけてた本題に戻りますが、やはり美肌を目指すためには、過度のストレスを取り除いて、毎日前向きな気分を保つことが最重要だと思います。
・高いコスメを買う
・往復に何時間もかかる病院に通う
・厳しい食事制限をかける
こんなことよりまずやるべきことは、
ストレスという名の産業廃棄物捨てて(時には道端に不法投棄して)、心を軽くすること。
もちろん仕事以外にも、お金やら人間関係やら、生きてると色々悩みが生まれるけど、
あなたの「気分を害するもの」「笑顔を奪うもの」は、思い切ってばっさり切り捨てる勇気をもってほしいです。
思いをツラツラ書いたらすっかり長くなってしまいましたが、要は、
The living should smile, for the dead cannot.
生きてるやつらは笑えよ?死んだらできないことだからさ。
ってことですかね(^ω^)(決まったな!ドヤ)
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ちなみに後日談ですが、例の仕事をギブアップして1ヶ月も経たないうちに、社内でも有名な「うるさいクライアント様」の担当に任命されました。
「ええ?なにそれ結局仕事軽くならないじゃん?」
って一瞬焦ったけれど、でも考えてみたら全然余裕だったわ。
だって「もう嫌だ」ってなったら、また白旗あげればいいからさ。
仕事も、人生も、このブログも、完璧にこなす必要なんてない。
単純に、シンプルに、楽しく、適当にやっていければ、それでいい。
おっと、もう3,900字近くも書いてた!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事で、あなたのストレスが少しでも軽減されますように…